理事長挨拶 組織案内 施設案内 開業セミナー 運動指導員養成講座 理事長ブログ 入会案内
 
TN筋トレマシン_バナー
 
 

接骨院併設通所型サービスで柔整業界を救う!

 

 当会が考える柔整師が開拓できる分野は次です。@交通事故や自費治療。A美容やトレーナー分野。B介護保険の機能訓練型デイサービス。C自立訓練など障害福祉サービス。D総合事業に特化した第1号通所サービス。とくにC、Dは非常に有望です。Dの総合事業とは、2015年の介護保険改正で創設した新しい介護予防事業です。総合事業は要支援相当の高齢者を対象とする「介護予・生活支援サービス」と全ての高齢者を対象とする「一般介護予防事業」によって構成されています。予防給付の訪問介護と通所介護は総合事業に移行した上で、移行後も国基準の全国一律サービスに加えて、区の実情に応じた独自サービスが実施できます。 区市町村は独自サービスを行う場合、訪問介護・通所介護 等の人員・運営等に関する独自の基準を定める。また独自の介護報酬を定めることができます。 ただし、総合事業および予防給付の費用の伸び率は、後期高齢者人口の伸び率(3.34%)を上回らないようにすることを、財政営上の目標の目安として制限をかけられています。

 

総合事業の概要

 
 

30年までに全国一律で総合事業になる

 

総合事業

グラフ

 
 

平成33年には400万人が総合事業の対象者となる

 

 将来的に介護保険制度は重度要介護者のための介護サービスと中度・軽度のための総合事業の2本立てになります。財務省では要介護2までを総合事業するようにと提言しています。平成30年(第6期事業計画)までに要支援の全ての訪問介護・通所介護が総合事業になります。そして平成30年〜33年(第7期事業計画)では要支援の医療系サービスも総合事業の対象になり、要支援は全て介護保険から外れ総合事業になります。平成33年〜36年(第8期事業計画)では、 要介護1・2も介護保険から総合事業の対象になる可能性があります。毎年、30万人の新規申請があるとしたら、平成33年には830万人の利用者数、そのうちの半数、400万人以上が総合事業の対象者になることが推計されます。現在、要支援の認定者は160万人以上、介護予防通所介護に約50万人が通っています。これが平成33年には第1号通所サービスだけでも100万人以上が通うでしょう。第1号通所サービスは介護保険の通所介護(デイサービス)より指定基準が大幅に緩和されています。そのうちの10%、約10万人が接骨院に併設された第1号通所サービスを利用するようになれば柔整業界は救われると筆者は信じています。

 
 

介護予防通所介護と第1号通所サービスの比較

 
現行の介護予防通所介護
に相当するサービス
緩和した基準によるサービス
(第1号通所サービス)
人員基準 管理者※ 常勤・専従1以上 管理者※ 専従1以上
生活相談員 ・専従1以上 管従事者 〜15人 専従1以上
看護職員 ・専従1以上 15人〜 利用者1人に必要数
介護職員 〜15人 専従1以上
設備 基準 食堂・機能訓練室(3u×利用定員以上) 静養室・相談室・事務室 サービスを提供するために必要な場所(3u×利用定員以上)
運営基準 個別サービス計画の作成 必要に応じ、個別サービス計画の作成
サービス提供時間はない
(1時間30分でも可能)
サービス提供時間はない
(1時間30分でも可能)
 

 接骨院のスペースやスタッフを使うため開業資金がほとんどかからず、事業対象者も接骨院の高齢患者30名いればほぼ満員です。スクリーニングの基本チェックリスト25項目は、接骨院に通う80歳前後の接骨院患者はほぼ全員が該当します。下記は運動器5項目です。この内、3点以上が事業対象者です。該当者は、介護認定調査のプロセスを踏まず、すぐにでも事業に参加できます

 
 

基本チェックリストの運動器項目

 
6 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか 0.はい 1.いいえ
7 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか 0.はい 1.いいえ
8 15分位続けて歩いていますか 0.はい 1.いいえ
9 この1年間に転んだことがありますか 1.はい 0.いいえ
10 転倒に対する不安は大きいですか 1.はい 0.いいえ
 

総合事業フロー

 

 総合事業を本年より実施している市町村はまだ数%です。東京都では練馬区、品川区、荒川区、武蔵野市、稲城市など一部です。他の市町村では、平成29年4月からの実施が多いです。この事業の優れたところは介護保険の通所介護より簡単に開設でき、資金も少なくて済むことです。具体的には、少し広めの接骨院の中に第一号通所サービスを開設して時間と場所で区分します。

 
 

接骨院併設通所型サービスのイメージ図

 

イメージ図

 
 

接骨院併設第1号通所サービスの流れ

 
営業時間 事業所 対象者
9時〜12時 接骨院 患者さん
13時30分〜15時 第1号通所サービス 事業対象者
15時〜19時 接骨院 患者さん

※ 営業時間を一緒にしない!

 
 

総合事業の報酬

 

 報酬は市町村によって違います。多くは介護予防通所介護の報酬額より若干低く設定されています。練馬区では2時間以上で週2回利用の場合、3,275単位/月なので運動器加算225単位をプラスして地域加算として10.9を乗じます。そうすると一人当たり月額38,150円(運動器加算含む)となります。週2回の対象者を月30名分請求すると100万円程度の収入も可能となります。他の公表されている市町村は以下です。

 
武蔵野市 (1時間30分〜3時間未満)364単位/回、運動器加算225単位/月1回364単位×10.68=3,887円/回となります。その他運動器加算が2,403円 /月付きます。
稲城市、国立市、厚木市、福山市:

要支援2の場合3,377単位/月(みなし指定と同様)

日出町 1回 300単位
品川区 (3時間以上)週2回の場合 2150単位/月、送迎45(月8回まで、)入浴50単位、いきいき活動支援プログラム800単位
文京区 (3H以上):週2回の場合 1840単位/月,送迎47×16回=752単位
上越市 要支援2の場合 27,010円/月+2,250円
 
 
 
 
ご意見
  NPO 介護予防研究会
  連絡先:〒115-0052 東京都北区赤羽北2-13-8
お問い合せ
  TEL:03-3909-8031 FAX:03-5963-8132
  eMail: info@kaigoyobou.or.jp
 
 
Copyright (C) 2005 Care Prevention Research Society. All Rights Reserved.